季節はすっかり秋から冬へ、温かいお風呂が嬉しい季節になりましたね。夏はシャワーで済ませていたけれど、今は湯船にゆっくり浸かるのが癒しの瞬間〜!という方も多いのではないでしょうか?
今日は、そんなお風呂上がりのリラックスタイムに「ストレッチ」の習慣ををおすすめしたいお話です。
もくじ
お風呂上がりにストレッチをするメリット
お風呂上がりにストレッチをすると、こんなメリットがあります
- 体(筋肉)が温まっているので、通常時よりも柔軟性が高まる
- 血流がよい状態でストレッチをすると、疲労回復効果が高まる
- 寝る前に体をほぐすことで、質のよい睡眠につながる
- 体が温まることでリンパの働きも良くなるので、むくみを解消しやすくなる効果も
- 毎日の習慣にしやすい
お風呂に入ったあとは、体温が一時的に上がり、血行がよくなっています。すると、自律神経のひとつである「副交感神経」が優位にはたらきます。
この副交感神経がはたらくと体はよりリラックスをして、筋肉がゆるんでよくのび、疲労物質が体の外に出ていくのを助けてくれます。
また、お風呂には毎日入る!という人が多いと思うので、「お風呂から上がったらストレッチ」というのは自然に習慣化しやすいのです。
そしてこのメリットは大人だけでなくお子さんにも有効なので、お風呂上がりに親子でストレッチすることでお子さんの寝付きにもよい影響が期待できます。
余談ですが、わが家の長男(6歳)は「あしを長くする!」と言ってお風呂上がりに頑張ってストレッチをしています……。(果たして足は長くなるのか?!)
お風呂上がりにおすすめのストレッチ3選
まずは足首のストレッチ
心臓から一番遠い足先は血流が悪くなりやすく、意識して動かさない限りはあまり曲げることもないのでとても凝り固まりやすい部位です。
お風呂上がりで筋肉がやわらかくなっているタイミングを狙って、ゆっくりほぐしてあげましょう!
簡単な足首のストレッチ
- あぐらをかくように座る
- 右足のくるぶしを左足のももにのせる
- 左手の指を右足の指の間にはさんで、つま先を足裏から包むようににぎる
- 足首をゆっくり回転させる(大きく10回)
- 回転の向きを逆にしてゆっくり回転させる(大きく10回)
- 左右の足を入れ替えてくり返す
肩こり解消にも!背中のストレッチ
続いて、肩こりの原因になりやすい肩甲骨まわりの筋肉をストレッチでほぐしていきましょう。
通常時は固くてあまり動かない……という方も、お風呂上がりは可動域が広がってグッとやりやすくなるはずです。
簡単な背中のストレッチ
- あぐらをかいて座る
- 両手を背中側に持っていき、背中で手を合わせ合掌をする(このとき腰が反らないように)
- そのまま5秒キープ
- 手は合掌したまま、息を吐きながら指先の向きを下に向ける
- そのまま5秒キープ
- 力を抜いて手を下ろす
- 2〜6を5回くり返す
リンパを流そう!股関節のストレッチ
最後に、股関節のストレッチをしながら体全体をほぐしていきましょう。
このストレッチは大腿筋を鍛える筋トレの効果も高いので、強度を調整しながら無理のない気持ちよさで行なってください。
股関節を伸ばすことで、滞ったリンパが流れてむくみの解消にもつながりますよ。
簡単な股関節のストレッチ
- 足を左右に大きく開いてまっすぐ立つ
- 息をゆっくり吸いながら、膝が直角になるまで腰をゆっくり真下に落とす
- 上体を前に倒し、ひじを膝に当てる(このとき背中を丸ないように)
- そのまま5秒キープ
- 手のひらを膝の上に当てて、股関節を広げる
- そのまま上体を左右にねじって股関節を伸ばす
- 息を吐きながら、上体を起こす
- 2〜7を5回くり返す
お風呂上がりのストレッチはいいことずくめ!
今日は、お風呂上がりにストレッチをするメリットと、実際にお風呂上がりにできる簡単なストレッチをご紹介しました。
一人でも、家族でも、ホカホカの体で楽しくストレッチ習慣を身につけて、日々のコリをリセット&気持ち良い睡眠を手に入れましょう!
30台半ば、2児のママ。産後についたお肉が戻らなくて奮闘中。仕事は座りっぱなしで常に運動不足。
万年ダイエッターで、ホットヨガやパーソナルトレーニング、スポーツジム、あらゆる運動に挑戦してはリバウンドを繰り返しています。
基本的に他力本願なので、今はApple Watchに運動習慣をサポートしてもらおうと画策中。