今よりもっと脚を細くしたい!具体的には、もも痩せして脚のすき間を作りたい!かっこよくデニムやショートパンツをはきこなしたい!

そんな願望とは裏腹に、運動は面倒だし、ジムに行く時間もお金もないし、できれば寝ながら内ももを引き締めたい…と思っていませんか?ご安心ください。私もそうです。気持ちはわかります。

今日はそんなあなたと私にぴったりの、「ベッドで寝ながら」内ももを引き締めるトレーニングができる方法をご紹介します。内ももは普段の生活で引き締めるのはなかなか難しい部分です。

ジムに行く時間がない、疲れてすぐ寝てしまう、そんな方でも寝る前の3分だけ頑張ってみましょう。

寝ながらできる内ももストレッチ

まずはストレッチで体をほぐしましょう

いきなり筋トレを始める前に、まずは内ももと股関節をほぐすストレッチからご紹介します。寝ながら簡単にできるので、内もも痩せのトレーニングを始める前のウォーミングアップには最適です。

内ももストレッチのやり方

  1. ベッドに寝ている状態で、体をまっすぐにのばす
  2. 膝を曲げて足先をももの付け根に近づける
  3. つま先を両手で包み込むように持って、寝たまま足だけ持ち上げる
  4. 重力を利用してかかとを上下に動かす(10回)
  5. 最後に2の姿勢に戻って深く呼吸をする

ポイントは息を止めずにゆっくりと鼻から吸って口から吐くこと。ヨガのポーズで「合蹠(がっせき)のポーズ」というものがあるのですが、これを寝たままおこなっています。
トレーニングを行う前に股関節と内ももを適度に伸ばすことにより、血行がよくなって筋肉もほぐれ、内もも引き締め筋トレの効果もアップします!
ちなみに「手がつま先まで届かない…!」という方は、ふくらはぎやももに手を当てておくだけでもOKです!

寝ながらできる内ももトレーニング

【初級編】内もも枕キャッチ

まずは【初級編】ということで、簡単にできるトレーニングをご紹介します。その名も「内もも枕キャッチ」!そのままの名前で申し訳ありませんがさっそくやり方を説明します。

内もも枕キャッチのやり方

  1. ベッドに寝ている状態で、体をまっすぐにのばす
  2. 膝を曲げながら上半身に引き寄せ、内ももに枕をはさむ
  3. 挟んだ枕を落とさないように内ももに力を入れ続けながら、かかとをベッドスレスレまで下ろす
  4. ベッドにかかとがつく直前にもう一度膝を上半身に引き寄せる(これを10回くり返します)
  5. 今度は内ももで枕を挟んだまま、膝をゆっくり左右に動かす(これを10回くり返します)
  6. 上下と左右のセットを3回くり返す

ポイントは膝ではなく内ももでしっかりと枕をはさむこと。枕が大きすぎてはさめない場合は、ぬいぐるみでもクッションでもティッシュ箱でも何でも大丈夫です!
一見すごく簡単に見える動きですが、3セットやるのはかなりつらいのでなめてはいけません。
内ももに意識が集中すると呼吸が止まりがちになるので、ゆっくり呼吸しながら吐くタイミングで足を下ろしましょう。

【上級編】内ももサイドアップ

そして【上級編】ということで、初級編よりもさらに効果の期待できる内もものトレーニングをご紹介します。こちらは道具は使用しませんが、体の向きが仰向けから横向きに変わります。

内ももサイドアップのやり方

  1. ベッドに横向きに寝て、腰が曲がらないように一直線に足をのばす
  2. 下にくる方の腕はまっすぐに頭の上に伸ばして、頭は二の腕に預ける
  3. 反対側の手は、体の前に持ってきて軽くベッドのマットレスを手のひらで押す
  4. 上にきている方の足の膝を曲げて、足先をベッドの上につくように置く。
  5. 下にきている方の足を、膝を伸ばしたまま上下に動かす(これを10回くり返します)
  6. 左右10回ずつを3セットくり返す

ポイントは下の足を上下させるときに真上にまっすぐ上げることです!膝が曲がっていたり、斜めに足が上がっていると効果が半減してしまいます。
こちらは足を上に上げるときに息を鼻から吸って、下ろすときにゆっくり口から吐くように心がけましょう。

この動きをくり返すことで、「内転筋群」と呼ばれる内ももの筋肉を鍛えることができます。内ももを短期間で痩せさせるのは難しいですが、続けていくうちに、目に見えて足がすっきりしてくることでしょう。

内ももの脂肪を燃やすメリット

今回は「内もも」と「寝ながら」にフォーカスしたしたストレッチと筋トレを合計で3種類ご紹介しましたが、最後に「内ももの脂肪を燃やすことのメリット」をいくつかご紹介しましょう。

痩せやすくなる

内ももが痩せて脂肪が減り、脚の内側に筋肉がつくことにより、基礎代謝がアップして全身が痩せやすくなります。また下半身の血行も良くなるので基礎体温が上がり、冷えにくくなるので脂肪が体につきにくくなるという好循環を生むことができます。

脚が長く見える

太ももが痩せることにより、脚全体が長く見える効果が期待できます。その理由は縦横の比率。同じ身長でも体型によって受けるイメージが変わるように、脚が細くなることで脚全体の長さが際立つようになります。脚の細いモデルさんを見ると「脚長い〜!」って思いませんか?でも実際には思ったより身長が高くない!ということもあると思います。それと同じ原理です。

自信がつく

脚に限ったことではありませんが、自分の理想とするスタイルに近づいてくるとだんだん自信が出てきて、ファッションが変わってきたり、表情も明るくなってきたりします。よくCMなどで「痩せて性格まで明るくなりました!」という話を聞きますが、自分に自信が持てるようになると人と会ったり恋愛をするのも楽しくなりますよね。私自身も、今より痩せていた頃はもっといろいろなことに積極的だった気がします…。

内ももを寝ながら鍛えて美脚を目指そう!

上半身と比べるとなかなか日常的に鍛えるのが難しい下半身。特に、内もものお肉は油断しているとどんどん増えていきます。
まずはストレッチから始めて、無理なく楽しく、内ももの筋トレを習慣化していきましょう。1ヶ月後には、きつかったパンツがスルッと入った…なんていう経験ができたらいいですね!